諦めないで「大人にきび」栄養を意識して身体の内側からアプローチ

大人にきび
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思春期だけじゃない「大人にきび」

思春期は「にきび」、大人になったら「吹き出物」?
呼び方はどちらでもいいじゃない。大人になっても出来る時は出来るし、心を曇らせるものであることには変わりない。

思春期の頃は「プロ◯クティブ」、やっぱり頼りにしたよね。
大人になってからは、多少お金があります。皮膚科や美容外科に通った方もいるでしょう。

外側からも大事。でも内側からのアプローチが一番大事。

woman with acne

ピーリングなどの治療も効果はあると思います。ただ外側「だけ」の治療は、きっとまた繰り返す。

大人にきびにも、『根本的な治療』が必要で、それには栄養を意識して内側からアプローチするのが、長い目を見ても近道です。

大人にきびを予防する引き算の栄養学。避けるべき5つの食品は何?

① 高GI食品

Cinnamon buns and coffee

GIとは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)のことで、食品が血糖値をどの程度上昇させるかを表す指標です。GI値が高い食品は、血糖値を急激に上昇させ、インスリンの急激な分泌を引き起こし血糖値を急激に上昇させる食品です。

高GI食品を摂取すると、インスリンが急激に分泌されるため、皮脂の分泌が過剰になり、にきびや吹き出物を引き起こす可能性があります。

高GI食品には、白米やパン、砂糖などが含まれています。

LOW GI FOOD

逆に低GI食品を摂取することがにきびの改善につながることが示されています。

低GI食品とは、血糖値の上昇を緩やかにする食品のことで、ブドウ糖が100となっています。

なるべく60以下の低GI食品、
白米>玄米・五穀米
普通のパン>全粒粉のパン
うどん>蕎麦・春雨
など、GI値が低い食品を摂取することで、皮膚状態が改善されることがわかっています。

② 揚げ物・ジャンクフード・トランス脂肪酸など

Fast food concept with greasy fried.

ジャンクフードやスナック菓子などは脂肪や塩分が多く、またトランス脂肪酸やω6脂肪酸が多く含まれているため、毛穴を詰まらせたり、炎症を引き起こしたりする可能性があります。

③ アイスクリームなどの乳製品

ice cream

牛乳製品に含まれる成分が、にきびや吹き出物を悪化させる可能性があります。

特に、成長ホルモンやIGF-1(インスリン様成長因子-1)が含まれる乳製品は、毛穴がつまりやすく、にきびを引き起こす可能性が高まります。

特にアイスクリームは、白砂糖や、ω6脂肪酸も多く含まれているものもあり、食べ過ぎには注意が必要ですね。

④ チョコレート

chocolate

チョコレートに含まれる糖分や乳成分が、にきびを引き起こす原因となり得ると考えられます。

チョコレートって好きな人は大好き。過剰なチョコレートは控えた方が良さそうですね。

⑤ アルコール

alcohol

アルコールは、身体の水分を奪い肌の乾燥を引き起こします。

また、肝臓がアルコール代謝に忙しくなってしまうため、本来私たちに最も必要な身体から毒素を排出する機能を活用することができず、にきびや吹き出物を引き起こす可能性があります。

参考文献

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17616769/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27279815/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22898209/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27317522/

  

食事を意識して、健康な肌を手に入れましょう

woman skin care

「にきびを作らないため」ではなくって、「健康的な肌」をキープするために^^、クリーンな食事を心がけたいですね。

わかっていても食べてしまう。

完璧に除外、100点満点、パーフェクトを目指すのではなく、多少食べても大丈夫、くらいの軽やかな心で意識していきましょう♪

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この記事を書いた人

管理栄養士
臨床傾聴士
食物栄養学修士
PNTトレーナー
分子栄養学カウンセラー
アスリートフードマイスター

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