私が新卒から同じ病院で22年間も働けた3つの理由

病院の仲間
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最初は2-3年の腰かけのつもりだった

私は栄養士養成学校を、2年間で卒業したので、国家資格である「管理栄養士」受験資格を得るために、「2年間」の実務経験が必要でした。

元々、体育学科卒でバレーボール選手だったこともあり、「スポーツ栄養士」になりたくて管理栄養士を志したので、栄養の勉強をするには最高の環境である『病院』で学びながら、2年間の実務経験を経て転職か独立をしようかなと考えていました。

そこで病院への就職を目指して、採用試験で6名の応募者なかから選ばれ、無事に入職しました。

そのまま新卒で入職した病院で22年間も働くことになったのですが、今の私があるのは、そこで得た経験や出会いであることは間違いなく、素晴らしいご縁に恵まれた奇跡に感謝しています。

2-3年で辞めるつもりだった私が恵まれた、3つの出会いとは。

NST(栄養サポートチーム)との出会い

病院栄養士のイメージってどんなのでしょう?厨房にこもって、献立立てて、栄養計算している人。そんな感じじゃないでしょうか?

入職当初はそうでした。仕事自体は楽しかったけど、内容はつまらなかったー(笑)

そんな私を救ったのが、この医療です。

▲ NST (Nutrition Support Team)

NSTとは、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)のことで、アメリカでは1970年代から取り入れられているもの。

私たちは2004年に立ち上げました。日本でもまだ早い方でした。

それまでの医療は治療中心で、栄養状態のことは置き去りでした。でも栄養状態が良くないと治るものも治らない。医学部6年間のカリキュラムでも、栄養を学ぶのは2ページと言われています。

一緒に立ち上げて私たちをひっぱってくれた医者を中心に、日本で最初にNSTを立ち上げた東口髙志先生がいる病院へ見学・研修をさせていただき、当院に合った方法で作り上げていきました。

ちなみに東口先生はこの名書を書いた先生です。

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この記事を書いた人

管理栄養士
臨床傾聴士
食物栄養学修士
PNTトレーナー
分子栄養学カウンセラー
アスリートフードマイスター

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